五月雨13

今朝も、多摩地域は、曇り空です。
朝から、パラパラ、雨が降ったり、やんだりしています。
五月雨(さみだれ)の季節です。

湿度が高いです。
桜の青葉、柿の若葉が、揺れています。
気温が低いです。
肌寒さを感じます。

九州、沖縄は、例年より早く梅雨入りしたそうです。
季節が、次々に、はっきり変わります。
草木の芽生えが、変わります。
咲く花も、変わります。
日本独特の文化を育てます。

日本人は、1500年以上、この季節変動に、応接してきました。
一方で、頻発する噴火や地震、津波などにも、対応してきました。
日本独特の衣食住で、生き延びてきました。
詩や歌に詠み、絵に描き、日本独特の文化を育てました。
この日本文化は、貴重なものです。

「いかばかり田子の裳裾もそぼつらむ 雲間も見えぬ頃の五月雨」(伊勢大輔 題しらず 新古今集夏)
「みしま江の入江の真菰 雨降れば いとどしをれて刈る人もなし」(大納言経信 新古今集夏)

「たまぼこのみち行く人のことづても 絶えてほどふる五月雨の空」(藤原定家朝臣 五月雨のこころを 新古今集夏)
「あふち咲くそともの木蔭つゆおちて 五月雨晴るる風わたるなり」(前大納言忠良 百首歌奉りし時 新古今集夏)

「この比は小粒になりぬ五月雨」(尚白 阿羅野)
「五月雨は傘に音なき雲間哉」(亀洞 阿羅野)
「五月雨に柳きはまる汀かな」(一龍 阿羅野)