筍13

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
朝から、太陽が、かがやいています。
春の日光が、そそいでいます。
やわらかな日の光です。

青い空です。
西の方の雲は、やや黄色の霞(かすみ)です。
中国からの黄砂の影響かもしれません。
風が、そよそよ、吹いています。

筍(たけのこ)をいただきました。
大阪の原田浩二さんが毎年、送ってくださる京都の筍です。
大変立派な美しい筍です。

その前日、浜松に住む妹が、筍を送ってくれました。
こちらは、皮を剥いて、ゆでてあります。
すばらしく新鮮な味わいです。

筍こそ、竹の旬です。
筍をいただくたびに、この風味、この歯ごたえ、この食感、この柔らかさ、贅沢三昧(ぜいたくざんまい)と感謝します。
人の親切さが、ありがたく身に沁みます。
筍が、人を十分に幸せにしてくれます。

残り少ない八重桜の花びらが、はらはら散っています。
しずかに、ひらひら舞っています。
近いうちに、葉桜になるでしょう。

今も、ウグイスの声が、聞こえます。
美しい鳴き声で、ホケキョ、と聞こえます。
たった一羽の小鳥が、こんなにも人を幸せにしてくれます。

「木苺の下向く花に顔よせて 嗅げば ほのけき香(か)に匂ひゐる」(木下利玄 春山一路 一路)
「枸杞(くこ)の芽の一夜(ひとよ)の伸びをのびてゐる 青芽(あをめ)つやつや春の朝冷(ひ)ゆ」(木下利玄 春山一路 一路)
「春山の八幡宮は松風や 日ねもすならしこの人気(ひとげ)なさ」(木下利玄 春山一路 一路)

「笋(たけのこ)や甥の法師の寺訪はん」(蕪村 自筆句帖)
「笋(たけのこ)や五助畠の麦の中」(蕪村 新花摘)
「笋(たかうな)を五本くれたる翁(おきな)かな」(蕪村 新花摘)