秋彼岸8

今朝の多摩地域は、曇り空です。
朝方は、雨が降っていました。
今は、やんでいます。

白い薄い雲が、おおっています。
東の空は、やや明るいです。
西の空の灰色の雲は、切れて浮かんでいます。

きょうは、秋彼岸(あきひがん)の中日です。
にわかに、肌寒い天気です。
気温は、低いです。

彼岸花(ひがんばな)が、咲いています。
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、いつ見ても、燃えるような赤い花です。
この花は、強い花です。
かならず、お彼岸には、ひらいてくれます。

朝顔(あさがお)の花も、ひらいています。
やや紫色になっています。
縷紅草(るこうそう)の花も、咲き出しました。
濃い紅色の小さな花です。
紫蘇(しそ)の花は、もっと小さな、小さな白い花です。

この花々は、何よりも、心を和ませてくれます。
季節ごとに咲いてくれる、こうした花々のおかげです。
人も、こうして生きていられます。
この花々は、元気をくれます。
まことに、ありがたい秋の花々です。

「おく露もなさけぞ深き もも草の花のひもとく朝霧の庭」(前右近大将公顕 秋の歌の中に 玉葉集秋)
「村雨のはるる日影に 秋草の花野の露やそめてほすらん」(大江貞重 玉葉集秋)

「いづくよりおくとも知らぬ 白露のくるれば草のうへに見ゆらん」(前大納言為兼 露をよみ侍りし 玉葉集秋)
「みだれふす野辺の千種の花のうへに 色さやかなる秋の白露」(従三位為信 三十首の歌めされ侍りし時、草花露 玉葉集秋)

「爺と婆淋しき秋の彼岸かな」(漱石 明治28年)
「悔いるこころの曼珠沙華燃ゆる」(山頭火 柿の葉)
「お彼岸のお彼岸花をみほとけに」(山頭火 山行水行)