昼顔12

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
美しい青い空が、ひろがっています。
雲は、白い雲です。

朝から、太陽が、かがやいています。
やわらかな日光が、そそいでいます。
美しい初夏の光です。

雑草の中に、昼顔(ひるがお)の花が、咲いています。
淡い紅色の朝顔に似た、美しい花です。
この時季に、かならず咲いてくれる、美しい花です。

青い空も、白い雲も、明るい日の光も、この上ない美しい自然です。
柿の青葉も、ぶどうの蔓(つる)も、かえでの若葉も、この上ない美しい自然です。
どくだみの十字の花も、クローバーの白い花も、ざくろの朱色の花も、昼顔の花も、この上ない美しい自然です。
こういう自然の中で、自然の移り変わりとともに生きるのは、この上ない幸いです。

「うち日さつ宮(みや)の瀬川(せがは)のかほ花(ばな)の 恋ひててか寝(ぬ)らむ昨夜(きそ)も今夜(こよひ)も」(万葉集巻十四3505)
「美夜自呂(みやじろ)のすかへに立てる貌(かほ)が花 な咲き出(い)でそね隠(こ)めて偲(しのば)む」(万葉集巻十四3575)(註)すかへ=砂丘。

「昼がほや日はくもれども花盛」(沾圃 続猿蓑)
「ひるがほや雨降りたらぬ花の貌」(智月 炭俵)