さつき8

今朝も、朝から、よく晴れています。
太陽が、照っています。
やわらかな初夏の日射しです。

青い空が、ひろがっています。
雲は、霞(かすみ)のような薄い白い雲です。
美しい初夏の空です。

サツキの花が、咲いています。
まっ赤に燃えています。
あまり大きくないサツキの木が、美しい紅色の花で、いっぱいです。
葡萄の若葉、柿の若葉、桜の青葉も、美しいです。
木々の若葉が、かがやいています。
すばらしい眺めです。

暦の上では、きょうから五月です。
五月晴れの好天です。
申し分のない晴天です。

一年で、一番よい季節でしょう。
雨が降り、風が吹きます。
こんな好天に恵まれます。
自然の中で、自然とともに、自然に生きるのが最高の人生でしょう。

白い小さな蝶(ちょう)が、舞ってきました。
きのうの蝶でしょう。
この蝶は、自然の中で、自然とともに、自然に生きているのでしょう。
まことに楽しそうです。

「時のまは木末(こぬれ)しづまることありて わが目交(まなかひ)に萌えいづる山」(斎藤茂吉 峡田(かひだ)の蛙 小園 昭和18年)
「やうやくに心したしむものとなり 躑躅花(つつじはな)ふふむこの春山よ」(斎藤茂吉 峡田の蛙 小園 昭和18年)

「おほよその青としもなくにほひだつ みちのく山に吾(われ)来入(きい)り居り」(斎藤茂吉 峡田の蛙 小園 昭和18年)
「しづかなる時代(ときよ)のごとく 狭間(はざま)よりあふぎてゐたる木の芽だつ山」(斎藤茂吉 峡田の蛙 小園 昭和18年)

「躑躅(つつじ)燃え林あさきに家居あり」(水原秋櫻子 重陽 昭和20年)
「躑躅(つつじ)わけ親仔の馬が牧に来る」(水原秋櫻子 残鐘 昭和27年)