清明5

今朝は、多摩地域は、曇り空です。
西も東も、灰色の雲が出ています。
薄日(うすび)もなく、
気温は、きのうの夏日から10度も下がっています。

暦の上では、きょうから、清明(せいめい)です。
清浄明潔の季節らしいです。
いま八重桜(やえざくら)の花が満開です。
この上なく美しい花です。
桜の花を見ると、天国は、まちがいなく地上にあると思います。

柿(かき)の若葉が、大きくなっています。
楓(かえで)の若葉も、赤く茂っています。
欅(けやき)の若葉も、美しく伸びています。
藤(ふじ)の芽も、大きくなっています。
山椒(さんしょう)の芽も、伸びています。
若葉は、みんな美しいです。
若葉をを見ると、天国は、まちがいなく地上にあると思います。

「純白の円き花びら群れはなれ 落ちゆくさまの静かさを見よ」(窪田空穂 春暖 清明の節 昭和42年)
「九十を超えし翁に何かあらむ 余生なれば静かに生きてむ」(窪田空穂 春暖 清明の節 昭和42年)
「桜花ひとときに散るありさまを 見てゐるごときおもひといはむ」(窪田空穂 春暖 清明の節 昭和42年)

「清明の畦はればれと踏みにけり」(大橋達治)
「清明の蔓ねじ伏せて籠をあむ」(大橋廸代)
「清明の凶と出でたる運の札」(加舎逸子)