初菫14

今朝も、多摩地域は、晴れています。
青い空がうっすらと見えます。
うすい霞(かすみ)のような雲が、ひろがっています。

朝から、太陽が、かがやいています。
やわらかな日光が、そそいでいます。
眠くなるような、春の空です。

今年初めて、庭に、菫(すみれ)の花を、見つけました。
初菫(はつすみれ)です。
紫色の小さな花です。
桜と並んで、最上の春の花です。
この小さな花は、見る人の免疫力を高めてくれます。

八重桜(やえざくら)は、満開に近く、絢爛(けんらん)です。
桜の花の色は、桜色です。
この世の、無上に華やかな美しさです。
見る人の免疫力を高めてくれます。

「山陰やわすれしころのすみれ草」(千代女
「咲かぬ間も物にまぎれぬ菫かな」(園女

「大鶴の大事に歩く菫哉」(一茶 文化10年)
「烏帽子(えぼし)着てひたと寝並ぶ菫哉」(一茶 文化15年)
「鼻紙を敷いて居(すわ)れば菫哉」(一茶 文化15年)

「菫ほどな小さき人に生れたし」(漱石 明治30年)
「見付たる菫の花や夕明り」(漱石 明治34年)
「骸骨を叩いてみ見たる菫かな」(漱石 明治37年)