著莪の花14

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
朝から、太陽が、かがやいています。
やわらかな日光が、そそいでいます。
青い空が、ひろがっています。
雲は、霞(かすみ)のような雲です。
遠い丹沢の山々も、ぼんやりしています。

今年の春は、暖かな日が続いています。
楓の葉も欅の葉も、柿の葉も若葉も、いっせいに出てきました。
石楠花(しゃくなげ)も、真紅の花を咲かせています。
椿(つばき)も、桃色の花を、いっぱい咲かせています。
八重桜(やえざくら)も、赤い蕾(つぼみ)をふくらませています。
今年の春は、いっせいに花も咲きそろい始めています。

著莪(しゃが)の花も、咲きはじめています。
小さなアヤメのような薄紫色の花です。
見るたびに、色っぽさを感じます。
花も蝶も若葉も、空も山も日光も、見る人の免疫力を高めてくれるようです。

「著莪(しゃが)畳には影日向はっきりと」(上埼暮湖)
「夕べ著莪(しゃが)見おろされてゐて露こぼす」(中村苑子

「花著莪(しゃが)に涙かくさず泣きにけり」(長谷川かな女
「姫著莪(しゃが)の花に墨する朝かな」(杉田久女