節分6

今朝は、よく晴れています。
太陽は、朝から、かがやいています。
やわらかな日射しは、あります。
東の空は、ぼんやり、青空が見えます。
西の空は、霞がかかっているようです。
うすい白い雲に覆われています。

きょうは、節分です。
立春の前日です。
節分は、年四回あるはずです。
冬と春を分ける節分が一番です。
梅(うめ)の花が咲くからでしょう。
雲が霞(かすみ)になるからでしょう。
やがて鶯(うぐいす)が鳴くからでしょう。
どことなく、あたりが、いっぺんに華(はな)やいでくるからでしょう。

きょうも、やさしい日の光に満ちています。
紅梅の花が、十二三輪に増えています。
今から開きそうな莟(つぼみ)が、たくさんあります。
白梅は、何度見ても、まだ莟のままです。
やや赤みを帯びて、美しい莟です。
おだやかな節分の朝です。

「梅の花さかぬ垣根もにほふかな よその梢に風や吹くらん」(権中納言長方 二条院の御時、梅花遠薫るといへる事を 玉葉集春)
「墨染の袖さへにほふ梅の花 うたて心も色になれとや」(寂連法師 賀茂重保よませ侍りける歌に、梅を 玉葉集春)

「折る袖に匂はとまる 梅がえの花にうつるは心なりけり」(前中納言定家 前右近中将資盛の家の歌合に 玉葉集春)
「色につき匂にめづる心とも 梅がえよりやうつりそめけん」(皇太后宮大夫俊成 賀茂の社に奉りける百首の歌の中に、梅をよみ侍りける 玉葉集春)

「節分や灰をならしてしづごころ」(久保田万太郎)