小手鞠の花8

今朝は、多摩地域は、雨です。
明け方から、かなり強い雨が降っています。
空は一面、どんより、灰色の雲です。

青葉、若葉は、雨に濡れて、色鮮やかです。
柿の若葉、葡萄の若葉、桜の青葉、みんな元気です。
気温は、かなり低いです。

小手鞠(こでまり)の白い花が、咲いています。
細い枝に、いくつもの花が連なって、咲いています。
雨に濡れて、20個を超える白い花の色が鮮やかです。
美しい花と葉です。

「山にうへに草千里浜(くさせんりはま)とは寂しけれ 雲がたちまちひくく時雨(しぐ)れつ」(中村憲吉 草千里ケ浜 昭和3年)
「とほり行く草千里浜しぐるるや 下りてあしべる馬の影みず」(中村憲吉 草千里ケ浜 昭和3年)
「奥ふかき草千里浜の雨にあひ 道べに立ちし雉子(きぎす)をぞ追ふ」(中村憲吉 草千里ケ浜 昭和3年)

「小でまりの花に風いでにけり」(久保田万太郎
「小でまりの愁ふる雨になりにけり」(安住敦

熊蜂11

今朝も、多摩地域は、曇り空です。
西も東も、うすい灰色の雲です。
東の空は、やや明るいです。
薄日(うすび)も、漏れてくるようです。

若葉が、眼に鮮やかです。
美しい若葉の緑です。
白いつつじの花が咲いています。
甘い蜜(みつ)の香りがするのでしょう。

熊蜂(くまばち)が、2匹、飛んでいます。
熊蜂の舞う姿も、美しいです。
熊蜂を人が作るのは、難しいでしょう。
これほど精巧で、利巧な蜂は、自然の奇跡というべきでしょう。
植物も、蜜蜂(みつばち)に、花粉を運んでもらいます。
美しい自然の共生です。

「蜂蜜に根うるほひて老木(おいぎ)哉」(蕪村 孝婦集)
「巣の中に蜂のかぶとの動く見ゆ」(虚子 昭和2年)
「うなり落つ蜂や大地を怒(いか)り這ふ」(虚子 昭和2年)

蕗の葉8

今朝は、多摩地域は、曇り空です。
西も東も、薄い灰色の雲に、おおわれています。
西の空は、やや黄色がかっています。

薄日(うすび)もありません。
気温は、きのうは摂氏27、8度でした。
きょうは、かなり低いです。
日中も、摂氏20度くらいという予報です。

蕗(ふき)の葉が、大きくなっています。
大きくて、美しい緑の葉です。
蕗の茎も、かたいかもしれません。
日本人でなければ、食用にしない葉や茎です。
そういう植物や海藻を食べて生き抜いてきた人々です。

蕗の葉は、美しい若葉です。
美しい新茶の葉の色と同じです。
美しい若葉の季節の典型です。

蕗の茎は、筍(たけのこ)と炊くと、旨いです。
どちらも、旬(しゅん)です。
旬をいただけるのが、日本列島に住む日本人です。

「蕗の葉に片足かけて鳴(なく)蛙(かはづ)」(一茶 文化9年2月)
「蕗の葉をかぶって聞くや時鳥」(一茶 文化12年4月)
「蕗の葉に煮〆(しめ)配りて山桜」(一茶 文化13年2月)

新茶8

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
初夏の太陽が、輝いています。
やわらかな日の光が、そそいでいます。
五月(さつき)晴れの感じです。

青い空です。
美しい青です。
雲は、やや霞(かすみ)の雲です。
若葉が、美しい季節です。

新茶(しんちゃ)をいただきました。
今年は、新茶のはしりも、いつもより早いそうです。
新茶の香りも、例年にくらべ、やや少ないようです。
今年は、暖かな季節が早く来たのです。
養分が十分に上がらないまま新茶の葉だけ伸びたそうです。
天候の異変が、植物には敏感に影響するようです。
今年も、新茶が味わえるのは、幸いです。

薄紫の著莪(しゃが)の花も、美しい。
白い躑躅(つつじ)の花も、美しい。
白い蝶(ちょう)、薄紫の蝶が、花に止まっているようです。
素晴らしい景色です。

葡萄(ぶどう)の若葉も、柿(かき)の若葉も、日に日に、大きくなっています。
日の光、土の養分、水分、地球の美しさが凝縮しているようです。
地球の炭酸ガスを吸い、地球に酸素を供給してくれます。
植物こそ、地球の奇跡でしょう。
その酸素を吸い、動物は、生きています。
酸素のおかげで、火も燃えます。
生物の免疫を高めてくれます。

「新茶汲むわれにいただくこころあり」(森澄雄 蒼茫)
「新茶汲んでまたもおのれに遠くゐる」(森澄雄 所生)

穀雨6

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
朝から、太陽が照っています。
この時季にしては、やや強い日射しです。

暦(こよみ)の上では、きのうから穀雨(こくう)の時季です。
例年なら、百穀を潤(うるお)す雨が降る季節にあたるそうです。
今年は、暑い日が続きます。
大分などでは、日中、摂氏30度を超える真夏日だそうです。

新緑の若葉が、いっそう美しいです。
植物にかぎらず、生物には水が、最も大切です。
水があれば、何とか生きていけます。
生命の源は、なぜ水なのか。
水は、ふしぎです。
きょうは、雨はありません。
五月晴れのような、非常に美しい季節です。

「伊勢の海の魚介豊かにして穀雨かな」(長谷川かな女)
「まつすぐに草立ち上がる穀雨かな」(岬雪夫)

マーガレット10

今朝も、多摩地域は、よく晴れています。
朝から、太陽が、照っています。
あたたかな日光が、燦々(さんさん)と、そそいでいます。

柿(かき)の若葉が、美しいです。
葡萄(ぶどう)の若葉が、美しいです。
欅(けやき)の若葉が、美しいです。
楓(かえで)の若葉も、美しいです。
木々の若葉が、かがやいています。

マーガレットの花が、咲きはじめています。
キク科の白い花です。
姫女苑(ひめじょおん)より大きな花です。
いつもより早い、咲き始めです。
例年より早く、初夏が到来した感じです。

白い蝶が、舞っています。
美しい季節の象徴です。
蝶は、散る花びらから生まれたのでしょう。
どんな変化があれば、花びらが蝶になれるのか。
自然のふしぎな進化の一つでしょう。

「限あれば衣ばかりをぬぎかへて 心は花をしたふなりけり」(西行法師 題しらず 山家集夏)
「草しげる道かりあけて 山ざとに花みし人の心をぞしたふなりけり」(西行法師 夏の歌をよみけるに 山家集夏)

「マーガレット海の日差しを束ねおり」(堀之内長一)
「マーガレットふわっと坐る君の横」(三井絹子)

姫女苑8

今朝は、多摩地域は、よく晴れています。
青い空です。
白い雲です。
美しい空です。

朝から、太陽が、照っています。
やわらかな日光が、そそいでいます。
美しい春の光です。

木々の若葉が、かがやいています。
柿(かき)の若葉が、美しいです。
葡萄(ぶどう)の美しい若葉と蔓(つる)が伸びています。
若葉は、大きな若葉、小さな若葉、みんな、そろって美しいです。

姫女苑(ひめじょおん)の花が、ボツボツ、咲きはじめました。
白いキク科の花です。
どこにでも咲く草の花のようです。
色も形も、みんな、そろって、咲いています。
柿は柿の葉、葡萄は葡萄の葉、蕗(ふき)は蕗の葉、みんな、そろって美しいです。

「おそくとくおのがさまざま咲く花も ひとつふたばの春の若草」(藤原定家 春 建久四年)
「皆人のはるのこころの通ひ来て なれぬる野辺の花のかげかな」(藤原定家 春 建久四年)
「影ひたす水さへいろぞみどりなる よもの梢のおなじわかばに」(藤原定家 夏 建久四年)

「道の辺の草とし刈られ姫女苑」(山崎笙司)
「江戸開府よりの石垣姫女苑」(村上秋嶺)
「姫女苑雪崩て山の風青し」(阿部みどり女

葉桜8

今朝は、多摩地域は、雨が降っています。
シトシト、雨が降っています。
毎年、この時季に降る、春雨です。
気温も、低く、やや肌寒く感じます。
日中でも、摂氏14、5度の予報です。

木々の若葉が、雨にぬれています。
葉桜(はざくら)が美しい緑です。
毎年、この時季、美しい若葉が、育ちます。

赤い石楠花(しゃくなげ)の花も、雨にぬれています。
薄紫色の著莪(しゃが)の花も、雨にぬれています。
白い姫女苑(ひめじょおん)も、雨にぬれています。
黄色のタンポポも、雨にぬれています。
春の草木は、みんな春雨を養分にして成長するのでしょう。

「葉ざくらよ雨間(あまま)の雫(しづく)地をうてり 花どき過ぎてかくはしづけき」(木下利玄 葉桜雨 一路)
「葉ざくら雨やみ間(ま)をぐらく静かなり 塔(たふ)の尾陵(をりょう)の石段を上が(のぼ)る」(木下利玄 葉桜雨 一路)

「葉ざくらや奈良(なら)に二日の泊り客」(蕪村 新花摘)
「葉ざくらに類(たぐ)ふ樹(き)も見ゆ山路哉」(蕪村 夜半叟)

松の花2

今朝は、多摩地域は、曇り空です。
西の空は、暗い灰色の雲に、おおわれています。
今にも、雨が降りそうな雲行きです。

東の空は、やや明るくなっています。
薄日(うすび)が射してきそうです。
風は、そよそよ、吹いています。

外に出ると、松の木に、薄茶色の幼い松ぼっくりが伸びています。
松の花のようです。
若々しい感じがします。

春は、草木の若芽や若葉が、美しいです。
窓を開けると、草木の若緑が眼に入ってきます。
この緑色が、人の免疫力を高めてくれると思います。

草木の若葉が、緑に見えるのは、人の眼にだけかもしれません。
葉桜(はざくら)も、この上なく、美しいです。
すばらしく美しい季節です。

「幾度か松の花粉の縁を拭く」(虚子
「生きてまた松の花粉に身は塗(まみ)る」(山口誓子
「松の花碑(いしぶみ)汚すことゆるす」(山口波津子)

アイリス12

今朝は、多摩地域は、よく晴れています。
青い空が、ひろがっています。
雲は、やや多く、あります。

風は、そよ風です。
桜の葉が、ゆれています。
葡萄の葉も、ゆれています。

朝から、太陽が、かがやいています。
やわらかな日光が、そそいでいます。
おだやかな春の日です。

いつもの鉄柵の傍に、アイリスの花が、咲いています。
美しい青紫色の花です。
西洋あやめは、多年草です。
毎年、今ごろ、同じ所に、咲いてくれます。
あやめの花を見るだけで、幸いを感じます。

散歩に出て、青い空を仰ぎ、雲を眺め、日光を浴びるだけで、幸いを感じます。
木々の若葉や、色々な草花を見るだけで、幸いを感じます。
短い間、地球上に存在すると思うだけで、幸いを感じます。
地球が、どんなに美しく、豊かで、深いか、実感するだけで、幸いを感じます。

「朝陽より傾城匂ふあやめかな」(言水
「きのふ見し妹が垣根の花あやめ」(暁台